仁風閣/映画「るろうに剣心」のロケ地にもなったフレンチ・ルネッサンス様式を基調とする鳥取市の白亜の洋館

名称 仁風閣
TEL 0857-26-3595
住所 鳥取県鳥取市東町2丁目121
営業時間 下記URL参照
定休日 下記URL参照
URL http://www.tbz.or.jp/jinpuukaku/

2020年11月7日現在の情報です。

スタッフ訪問日誌

こんにちは!
家住楽気(やすらぎ)の酒井です。

さて、今回は映画「るろうに剣心」のロケ地にもなったフレンチ・ルネッサンス様式を基調とする鳥取市の白亜の洋館「仁風閣」のご紹介です!


白亜の外壁に瓦屋根、そして真正面には老松とまさに和洋折衷&レトロな雰囲気がいっぱいの仁風閣。
国の重要文化財に指定されている仁風閣は、明治40年、鳥取藩主であった池田仲博侯爵が、当時の皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)の山陰行啓時の宿泊施設として建てられた洋館なんです!


重厚な門扉も西洋風。
元城跡とは思えない門柱には年季の入った木製の看板が掲げられています!
ちなみに、「仁風閣」という名前は、元帥海軍大将の東郷平八郎によって命名されましたそうです!


門をくぐれば、ちょっと和の雰囲気のある玉砂利の通路が仁風閣まで真っすぐに伸びています!
このまま真っすぐ進んで仁風閣へと参ります!
ちなみに、こちら側が仁風閣の正面になります!

ここで簡単に仁風格の建築様式についてのご説明を。
仁風閣は、フレンチ・ルネッサンス様式を基調とした白亜の木造瓦葺2階建ての洋館です。
正面はセグメンタルぺディメントと言われる櫛形破風の棟飾りを主要なモチーフとし、建物の随所にはスクロールと言われる巻軸模様を配しています。
屋根は馴染みのある寄棟造りの瓦屋根と和風ながら、ルネッサンス様式にみられるクラウン型の棟飾りと6つの煙突と円形の換気窓、階段室となっているゴシック風の八角尖塔が洋な雰囲気を醸し出した建物となっています。

そんな仁風閣の配置図はこんな感じです!


では、改めまして、仁風閣の内部を少しご案内いたします!


こちらは正面玄関から入ったところです。
まず最初に思ったのは、外観だけではなく、内装も白が基調となっており、「白亜の洋館」とはよく言ったものだと納得です!


広くて長い廊下。
明るすぎない、というよりちょっと薄暗い雰囲気が、逆に当時を思い起こさせるには十分な雰囲気です!
実はそれもそのはず!
仁風閣に使われている照明は、いくつかを除いて、当時使用されていたものを忠実に復元した照明を使用しているそうです!


そんな廊下に展示されているのレトロな人力車。
当時のものにしては、ちょっと綺麗だと思っていると、どうもこの人力車、単なる展示品ではなく、町の活性化に一役買っている現役の人力車なんだそうです!


そんな人力車のすぐそばには、そのシルエットが美しい木製の階段が!
のちほどご紹介する螺旋階段に注目が集まりがちなのですが、実はこちらこそがメインになる主階段!
恐らく欅であろう一枚物の踏板に緻密な造作が施された主柱、バランスよく配置された子柱など、どの造作もとても立派で思わず見とれてしまいます!


高い天井と大きな採光用の窓から入りこむ日差しに照らされる階段のシルエットが美しいです!


自然な風合いを残す木の良いところが良くわかります!


主階段を登り詰めた先にある2階のホール。
写真手前の円柱は、ドリス式オーダーという結界の役割を果たすものなんだそうです。
そんなホールには力強い筆書きで「仁風閣」と書かれた書が掛けられています。
実は、この書、仁風閣の命名者である東郷平八郎が直筆で書いた書なんです!


そんな2階にある御物置。
会議室のようにテーブルと椅子が置かれていたので、何かに利用されているお部屋かと思えば、なんとただの物置部屋だったとは。。。
逆に物置部屋にしては豪華な造りと言ったところが魅力なのかも知れませんね。


ところ変わって。こちらは御食堂。
当時の皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)の御宿舎として使用された時の食堂の様子を再現しているそうで、展示の座椅子は、嘉仁親王が実際に使用したものなんだとか。


さらにところ変わって、今度は謁見所です!
嘉仁親王と客人との謁見の場所として利用された大広間で、この3灯のシャンデリアは、昭和時代初期の写真を基に復元されたものを使用しています。

そんな謁見所の隣には、かの有名な映画のロケに使用された場所があるんです!


それがこちら!
白い壁と白い絨毯が美しいまさに白亜のバルコニー!


この仁風閣は、いよいよ最終章を迎える大ヒット映画『るろうに剣心』の第1作目で香川照之さん演じる武田観柳の屋敷として使用されたロケ地なんです!
ちなみに、クライマックスのバトルシーンは、このバルコニーから見下ろせる「宝隆院庭園」で撮影されているので、
ご興味がおありの方は、ぜひご自身の目で確かめながら映画のシーンを思い出してください!

そんな見どころの多い仁風閣ではありますが、特に注目される珍しい螺旋階段と言うのがこちらです!


階段を支える支柱がないすっきりとした造形美が注目を集める螺旋階段です!
説明書きにもありますが、「ささらげた」と呼ばれる階段を支えるわき板が支柱の代わりをしているという全国的にも珍しい構造のようです!


高さ4メートルにも及ぶ美しく照りのあるケヤキ板の曲線美は確かに一見の価値ありですね!
但し、この螺旋階段、実際には使用できませんので、くれぐれもご注意ください!

そして、室内で最後のご紹介がこちらの御厠。


この時代の厠というと、いわゆる汲み取りを想像してしまいますが、仁風閣ではそうではなかったようです。
大人用のおまるとでもいうのでしょうか、ビロード張りの木製の腰掛便器が室内に置かれていました。
便器には引き出しが付けられ、そこに砂を入れて使用したそうで、現代の簡易トイレに似た感じなのかもわかりませんね!

そして再び屋外にでて、仁風閣の背面に出てみます!


「宝隆院庭園」から眺める仁風閣。
1階と2階、そのどちらにもあるベランダの造形、特に2階窓の桟の繊細さのせいか、軽快優美にて正面よりも綺麗に見えるのは私だけでしょうか。
個人的には、日本庭園の自然美と西洋建築の造形美が融合するこの1枚がお気に入りですね!

最後に細かい造形美をもう一枚!


「供進所」に展示されている、レゴで作られたミニチュアの「仁風閣」です!
窓の形や屋根の棟飾り、櫛形破風や八角尖塔など細かいところまでしっかりと再現できて見ものです!

以上、映画「るろうに剣心」のロケ地にもなったフレンチ・ルネッサンス様式を基調とする鳥取市の白亜の洋館「仁風閣」のご紹介でした!

 

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